アマチュア無線でよくある質問
資格取得から開局まで
Q、アマチュア無線の資格にはどのようなものがありますか?
A、アマチュア無線の資格には以下のような種類があり、資格によってできる範囲が違います。クリックすることで詳しく説明しています。
Q、アマチュア無線技士の国家資格はどのようにして取得できますか?
A、アマチュア無線技士の国家資格は財団法人日本無線協会が開催する国家試験を受験して合格するか、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)またはQCQ企画、その他が開催する講習会を受講して、修了試験に合格すれば取得することができます。
後者の方が合格率が高く人気があります。
Q、アマチュア無線の国家資格を受験するのには費用がいくらかかりますか?
A、国家試験を受験して合格するまでには以下の費用がかかります。
- 第四級アマチュア無線技士 4,950円 (免許発行手数料2,100円)
- 第三級アマチュア無線技士 5,200円 (免許発行手数料2,100円)
- 第二級アマチュア無線技士 7,462円
- 第一級アマチュア無線技士 8,962円
Q、アマチュア無線技士の免許証があれば電波は出せますか?
A、アマチュア無線技士の免許証を取得しただけではまだ電波を出してはいけません。従事者免許証を取得した後にはアマチュア無線局開局手続きを行い、呼出符号(コールサイン)を取得して開局の許可が下りれば電波を出すことができます。
Q、アマチュア無線の免許はどこから発行される免許なんでしょうか?
A、アマチュア無線の免許証は1級と2級については総務大臣、3級と4級については各地域の総合通信局から発行されます。
Q、アマチュア無線の国家資格は何歳から取得できますか?
A、アマチュア無線技士の国家資格に年齢制限はありません。ですので、受験できそうな年齢になったらだれでも受けることができます。
ちなみに最年少は4歳児と言われています。
Q、インターネットでの開局申請は可能ですか?
A、総務省では電波利用電子申請・届出システムを用意しています。このサイトから新規ユーザー登録をすれば、郵送にてIDとパスワードが送られてきます。それから電子申請を行うことができます。電子申請にすると手続き早くなるだけなく、手数料なども安く済むという
アマチュア局の運用について
Q、開局したのですが、どうすればいいですか?
A、すでに無線機はお持ちだと思います。土日になるとあちこちで電波を出して交信を楽しんでいる人たちがいますので、お手持ちの機器の電源を入れて周波数を変更するダイヤルを回してだれか話している人たちの会話を聞いてみましょう。
まずは、他の人たちの通信を聞いて、どんな風に話しているかを聞いてみましょう。
また、無線機は機能が豊富についています。操作方法などをマニュアルを見ながら学ぶことからはじめましょう。
Q、CQって何ですか?どういう意味ですか?
A、CQとは不特定のアマチュア局を呼び出すときに使う無線用語です。無線局運用規則によれば以下の様に呼び出します。
CQ,CQ,CQ (3回言う)
こちらは、
JXXXXXX(自局の呼び出し符号を3回以下言う)
どうぞ
CQは元々フランス語のSecurite(セキュリテ:「注意せよ」の意味)がCQという発音に似ていたため、CQという説や、英語だとSeek you!(探しています!)がCQになったなど様々な説がありますが、確かな起源はわかっていません。
Q、CQはどこの周波数で出せばよいですか?
A、基本的には、アマチュア無線でCQを出す場合、音声通話であれば音声通話で利用可能な周波数であればどこで出しても大丈夫です。しかし誰も聞いていないところでCQを出しても聞いてくれている人がいないのではあまり意味がありません。
CQを出す場合は各周波数帯の「呼び出し周波数」と呼ばれる場所で出すと聞いている人が多くいますので効果的です。
例えば430MHz帯では、433.000MHzが呼び出し周波数と呼ばれる場所です。
詳しくはアマチュアバンドプランのページをご覧ください。
Q、アマチュア無線の話し方に決まりはありますか?
A、アマチュア無線の無線電話通話の話し方は無線局運用規則により定められています。