YAESU FT1XD 受信基本操作 YAESU(八重洲無線)から発売されているFT1XDという機種はオンエアーズでもおすすめしている機種です。高機能であるため上級モデルではありますが、初心者の方にもお勧めしています。というのもGPSが内蔵されており自分の位置情報が取れるのと、デジタル通信に対応していて受信できる電波の幅もとても広いからです。GPS機能は私たちが進めているレジャーでの活用に欠かせないものです。位置情報を交換しながら登山やバックカントリースキー、キャンプなどをすることによって安全で楽しいアウトドアにもつながります。 今回はこのYAESU FT1XDを使ってまずは「受信」について学びます。電波を受信するだけですから免許は要りません。アマチュア無線の従事者免許を取得した後に、免許状が来るまでの間に「受信」を楽しんでみましょう。 【ラジオを聴く】 まずは、ラジオを聞いてみましょう。FT1XDは2つの電波を同時に受信できます。AとBという2つの受信モードがあり、例えばBバンドではアマチュア無線で友人らと交信し、通話が無い待機状態の時にもう一つのAバンドではFMラジオを受信しておくことができます。 ではその操作方法です。 ラジオ放送を聞くにはAバンドの周波数帯を設定します。 Aバンドでは以下の周波数帯が利用できます。 0.5MHz – 1.8MHz(AMラジオ帯) 76MHz – 108MHz(FMラジオ帯) 1.8MHz – 30MHz(短波帯) 30MHz – 76MHz(50MHz) 108MHz – 137MHz(航空無線帯) 137MHz – 174MHz(144MHz帯) 17...
アウトドア・レジャーなどを何倍も楽しくするアマチュア無線の国家資格が取得できる養成課程講習会が群馬県みなかみ町で開催決定!スキー場関係者や山岳関係者の方はもちろんの事、山岳エリアにお住いの小学生から高齢者まで、多くの方がアマチュア無線を持つことで、より安心で安全なまちづくりにも貢献できます。みなかみエリアではめったに開催されない国家資格の講習会。合格率も98%以上と取得のチャンスです!
JARD(一般財団法人日本アマチュア無線振興協会)は、第四級アマチュア無線技士を目指す人たちに向けたアマチュア無線を取得するとどのような事ができるのか、また取得までの流れから各種手続きについて紹介した動画を配信しました。 ようこそアマチュア無線の世界へ(YouTube) この動画はJARDが主催している第四級アマチュア無線技士養成課程講習会の際に開催されている「ビギナーズセミナー」というこれから免許を取る方から取得した後の手続きとその後の運用について紹介するセミナーで使われているもので、以前の動画から内容を一新し、時代に合わせたアマチュア無線の活用や事例を紹介しています。 以前の動画では松田百香さんがアマチュア無線を紹介していましたが、今回からJARDのアマチュア無線ナビゲーターとして替地桃子(かえちももこ)さんが起用されました。映画やドラマなどで幅広く活躍している方で、彼女自身も免許取得を目指しているとの事。 今回の動画では宇宙通信やアウトドアでの活用、災害時利用など幅広いエリアでの利用方法が紹介されているだけでなく、デジタル通信やWires-Xを使った新しい技術なども紹介されています。 アマチュア無線は「トラックの運転手」「根暗な趣味」など利用していない人たちから見ると専門的でネガティブなイメージをもたれているという声も聴きますが、携帯電話が普及しスマートフォンなどが登場し、それらを誰でも持っている時代だからこそ知っておくべき基礎知識になっているとも言えます。
日曜日の夕方は家族みんなで1度は見たことがある国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこさんが2018年8月15日午後8時29分乳がんのため逝去されました。 ちびまる子ちゃんはさくらももこさんの幼少期がモデルになっているアニメ。自身の実体験も多く描かれていて、日常的な暮らしの中で起こる何気ない一コマなどが人々の共感を呼び国民的アニメとなっています。 過去の放送では「まる子アマチュア無線にあこがれる」など携帯電話ができる前に近所のおじさんたちがアマチュア無線をやっていた風景を描き、子どもながらに無線の免許を取る人たちもいたという当時の記憶を元に描かれたストーリーもありました。 本人も無線従事者の免許を持っていて、高校生の頃にアマチュア無線クラブに所属していて養成課程講習会で免許を取った事を明かしています。 オンエアーズスタッフ一同、日本中から愛された「ちびまる子ちゃん」の生みの親さくらももこさんのご冥福を心よりお祈りいたします。 「まる子アマチュア無線にあこがれる」はアマゾンプライム会員ならシーズン2の133話でご覧いただけます。
アマチュア無線のハンディ機は、その名の通りハンディですから本体を持ったまま横についたPTTボタンを押してそのまま話すことができます。ですが、いくら最近の無線機が軽くなったとは言え、レジャーなどで利用しているときにこの本体を持って会話をするのはちょっと大変です。なぜなら毎回ポケットなどから本体を出して口元までもっていかないといけないからです。 もっと気軽に話すためにはいつも、マイク部分は口元近くに出しておくのが良いです。例えば登山で使っているときや、スキーでつかっているとき、日曜大工しながら友人と交信を楽しんでいるときなども、両手が使えるような状態で他の作業をしつつ、誰かが呼んでいたらボタンワンプッシュで会話ができると良いですね。 今回はYAESUのハンディ機で使える2種類のマイクを比較して、その使い勝手を検証してみます。YAESUのハンディ機用マイクとして発売されているメーカー純正マイクは以下の2種類(MH-34B4BとMH-85A11U)です。初心者の方はなるべく純正のもので同じメーカーのものを使うことをおすすめします。他社製で同じ機能で安いものももちろんありますが、やはり最終的にたよれるのはメーカーサポートになります。その際に同じYAESUのものを使っていれば、機器にトラブルが生じた際にあちこち電話をかける手間もなく一括して対応してもらえます。 この2つの大きな違いは、MH-34B4Bは通常のピンジャックでシンプルなハンドマイクですが、MH-85A11Uは端子がミニUSBの変形タイプで、データ通信ポートに接続します。さらにMH-85A11UはPTTボタンだけでなく、カメラを搭載していて、シャッターボタンとD-TXというボタンが表面についています。ケーブルの長さもMH-85A11Uのほうが長いですね。 FT1XD(FT1D)とFT2Dはデジ...
FT2Dの最大出力は5Wです。距離が近い相手と交信するときや、バッテリーの消耗うを押さえたいときは、送信出力を下げて交信できます。 F MWにタッチします。 TXPWRにタッチします。 DIALを回し HIGH(5W) LOW3(2.5W) LOW2(1W) LOW1(0.1W) から選択します。 PTTスイッチを押し送信出力が設定されます。
World Amateur Radio Day 世界アマチュア無線の日 Every April 18, radio amateurs worldwide take to the airwaves in celebration of World Amateur Radio Day. It was on that day in 1925 that the International Amateur Radio Union was formed in Paris. Amateur Radio experimenters were the first to discover that the short wave spectrum — far from being a wasteland — could support worldwide propagation. Just two years later, at the International Radiotelegraph Conference, Amateur Radio gained the allocations still recognized today — 160, 80, 40, 20, and 10 meters. 毎年4月18日は世界アマチュア無線の日です。世界中でその日を記念して記念局が開局され、電波が飛び交います。その日、1925年、フランス、パリにて世界アマチュア無線組合が結成されました。アマチュア無線家達が世界に先駆けて、それまで未知の領域であった短波帯を利用して世界中に広く情報を発信し得ることを発見しました。この2年後に開催された国際電信電話会議にてアマチュア無線の領域での160、80、40、20、そして10メーターの使用が認可され今日に至っております。 &...
2018年1月2日、オンエアーズのスタッフにより、スキー場でのアマチュア無線活用の一環として、少し離れたスキー場同士でも会話ができるかということで、志賀高原の焼額山とそこから車で1時間20分くらい走らせたところにある菅平高原とで交信ができるか実験を行いました。 <志賀高原側の設備> 無線機:YAESU FT2D ハンディ機 アンテナ:DIAMOND SRH771 マイク:インイヤーマイク 収納場所:バックパックからアンテナを出して収納 OSPLEYのバックの内側に小物を入れる場所があり、クリップでポケットに固定しました。 <菅平高原スキー場側の設備> 無線機:YAESU FT2D ハンディ機 アンテナ:Retevis マイク:YAESU MH-34 収納場所:バックパックのトップに収納 <交信周波数> 433MHz 志賀高原から菅平間には、幾つかの山があるため、山の麓にいる状態では当然つながりません。ですのでお互い山頂に出ます。山頂に出ても山が邪魔をして見通しとは行きません 結果、433MHzで焼額山スキー場から菅平高原スキー場間で交信ができました。おそらくもうすこし良い場所を探せば59も夢ではなかったと思いますが、今回はRSレポート45程度でした。 しかし、違うスキー場同士で情報交換を、しかもリアルタイムで出来るのはとても良いですね。 これだけのエリアをカバー出来るということを知っていれば、有事の際にも利用でき、また仲間との連絡にも十分使えます。 山岳エリアでの電波の飛び方の研究のためにも、オンエアーズでは今後様々なエリアで実験していこうと思います。
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