投稿者: onAirs-master

よくわかる!アマチュア無線の始め方!<国家資格取得から開局申請まで!(2023年度版)>

アマチュア無線は国家資格!取得方法は2種類あります! アマチュア無線を使うには、まず国家資格であるアマチュア無線技士の資格を取得する必要があります。アマチュア無線は第四級から第一級までの4段階の免許があります。どれだけ強い電波を出せるか、どれだけ多くの周波数を使えるのかなどで資格に段階があります。 第四級アマチュア無線技士の免許は誰でも比較的簡単に取得できます。養成課程講習会では、小学校1年生でも続々合格しています。取得方法には以下の2通りがあります。 国家試験を受験する 養成課程講習会を受講し修了試験を受験する です。 国家試験の特徴と申込 国家試験を受験するには日本無線協会が全国で開催している試験日程を確認して申込、受験します。ただ、2022年度から第四級と第三級のアマチュア無線技士の受験方法が大きく変わりました。これまでは、すべての級で、事務局へ申請書を提出し。会場で受験するようでし...

電波形式J3Eとは?

SSBで周波数帯を有効に活用 無線通信において、様々なタイプの電波形式(変調方式)が使用されています。その中で特に一般的なのが、J3Eと呼ばれるSSB(Single Sideband)の一形式です。本記事では、この電波形式J3Eについてわかりやすく解説します。 電波形式とは 電波形式とは、無線通信で使用する電波の「形」や「特性」を示すためのコードです。これには様々な種類があり、それぞれ異なる用途や特性があります。 J3Eとは J3Eは、SSB(Single Sideband)変調の一種であり、特に「USB(Upper Sideband)」を指します。これは、送信する際に元の信号(キャリア)とその上側の帯域(上側帯域)のみを用いる方法です。 SSB(Single Sideband)とは 通常のAM(振幅変調)方式では、キャリア波とその上下の帯域(上側帯域と下側帯域)が送信されます。しかし、S...

アマチュア無線の電波形式について

アマチュア無線では多くの電波形式(エミッション・デザイナータ:Emission Designators)が使われていますが、それらはITU(国際電気通信連合)の規格に基づいています。ITUの規格では電波形式は3つまたは4つのアルファベットと数字の組み合わせで表されます。

電波形式A3Eとは?

電波形式A3Eとは? 無線通信の世界では多種多様な電波形式が存在します。その中の一つがA3Eです。この記事では、A3Eの特性、用途、そしてなぜ重要なのかについてわかりやすく説明します。 A3Eとは? A3Eは、一般にAM(Amplitude Modulation、振幅変調)として広く知られている電波形式です。 識別子の解説 A:振幅変調(Amplitude modulation) 3:二つ以上の側帯(sidebands)とキャリア(carrier)が存在 E:情報が音声である(通常は人の声) 動作原理 A3E(AM)では、送信する情報(通常は音声)を用いてキャリア波の振幅を変化させます。その結果、周波数領域で見ると、中心のキャリア波とその両側に側帯が現れます。 用途:どこで使われているのか? 一般の放送: AMラジオはこの形式を使用しています。 航空無線通信: 空港の管制塔と航空機間で使用...

電波形式A1Aとは?

電波形式A1Aとは?基本からわかりやすく解説 はじめに 無線通信において、さまざまな種類の電波形式(モジュレーション方式)が存在します。その中の一つが、A1Aと呼ばれる形式です。A1Aとはモールス信号で通信を行う際に用いられる電波形式です。 A1Aは、アマチュア無線や海上通信でよく用いられる、連続波(CW:Continuous Wave)を用いた最も基本的な形式の一つです。ここでいう「連続波」は、一定の周波数で連続して放送される波形を指します。 識別子 無線通信においては各電波形式に独自の識別子が与えられています。 A:アムプリチュード変調(Amplitude modulation) 1:単一信号(通常はキャリアのみ、サイドバンドはなし) A:情報が手動でキーイングされる(通常はモールス符号) どのように動作するか? A1Aの場合、情報(通常はモールス符号)はアンテナから放たれる連続波をオ...

オンエアーズスタッフが行った「ハムフェア2023」レポート

アマチュア無線の祭典「ハムフェア2023」が開催! 2023年8月19日(土)、20日(日)の2日間アマチュア無線家たちの日本最大のイベントでもある「ハムフェア2023」が東京ビックサイトで開幕しました。日本国内はもちろん、海外からも関係者が集うアマチュア無線の祭典に、わがオンエアーズスタッフも1日目の様子をうかがってきました。 ビックサイト正面にもハムフェアの看板が飾られていました。今年は「さあ行こう!アマチュア無線の新時代」というサブタイトルです。2021年の法改正で、社会貢献活動での利用が広がり、2023年9月からは免許申請方法が変わるなど、令和に入りアマチュア無線の利用範囲が広がり、利用者の利便性の改善がおこなわれていることからこのようなサブタイトルになったのでしょう。 今回は南ホールですので、正面から来ると右手方向に流れていきます。展示会場の南3,4ホールは一番奥なので、少し歩か...

アマチュア無線技士国家資格育成程講習会のご案内

日時:2023/8/26(土)・8/27(日) 会場:狭山市産業労働センター 2F 費用:18歳以下 9,850円 一般   23,150円 ※テキスト・模擬試験・免許申請手続き費用込   時間割 8/26(土) 時間 内容 9:30~10:00 開講・諸注意 10:10~11:10 法規 11:20~12:20 法規 13:20~14:20 法規 14:20~15:30 法規 15:40~16:40 法規 16:50~17:50 法規   8/27(日) 時間 内容 9:30~10:30 無線工学 10:40~11:40 無線工学 12:40~13:40 無線工学 13:50~14:50 無線工学 15:00~16:00 補講 16:10~16:25 試験・諸注意 16:25~17:25 修了試験 ※補講が実施されない場合は、修了試験を30分繰り上げて実施します。 &...

TECH QUICKIEで「今」のアマチュア無線を紹介

  世界が注目するテクノロジーを紹介するYouTubeチャンネル「TECH quickie」でアマチュア無線を紹介する動画が公開されています。   インターネットがますます普及して言っている世界で、今もなお日本でも40万人を越えるユーザーが利用する趣味として知られています。デジタル時代とどのように融合していくのか、テクノロジーとしてのアマチュア無線の面白さを紹介しています。   アマチュア無線は、緊急時の通信に利用できたり、テクノロジーの発展に寄与できるなどユーザーが社会に与える意味を多くもっています。   この動画のように、日本でもクールにアマチュア無線の素晴らしさを広げる活動が必要とされています。  

オンエアーズがすすめるバックカントリーでのアマチュア無線活用

  近年注目を浴びているバックカントリーは、ピステ(ゲレンデ)では楽しめないノートラックの深雪を駆け抜ける爽快感と人気のない大自然の中を行くスリルで多くのスキーヤー・スノーボーダーを魅了しています。スキー場によってはバックカントリーツアーなども用意され、専用の道具なども多く販売されるようになってきています。   しかしながら、整地されていないコースの無い裏山を滑るというのは常に危険と隣り合わせ。熟練のスキーヤー・スノーボーダーでも道を誤ったり、予期せぬ事故に遭遇したり、遭難のリスクを負うアクティビティです。携帯電話も圏外の場合が多く、けがをした時や遭難したときに救助を呼ぶすべがなくなってしまいます。   アマチュア無線を活用すれば、ピステに散らばった仲間同士の連絡はもちろんの事、通常の無線機器よりも強い電波を出すことができ、日本国内に多く存在しているアマチュア...

FT1XDの送信出力の切り替え方法

  送信出力の切り替え FT1XDはハンディ無線機の中で最大の5W出力ですが、普段から5Wの最大出力で送信していてもバッテリーの消耗が激しいだけですし、意外に低出力でも近場の相手との交信では不自由しません。   出力の調整は簡単ですし、用途によって出力を調整すればバッテリーの消耗を抑えることもできます。   ①本機の黄色いボタンの[F]を押しキーボードの[1]を押します。   上画像のような画面に切り替わります。   ②右上のツマミ[DIAL]で出力の調整をします。 [DIAL]ツマミを回しながら、LOW1(0.1W)・LOW2(1W)・LOW3(2.5W)・HIGH(5W)を選択します。   ③設定したい出力が液晶に表示されたら、左脇の[PTT]ボタンで決定します。     [PTT]ボタンを押すと元の画面に...

IC-DRC1 デジタル小電力コミュニティ無線機はレジャーや見守りで大活躍!

  免許不用・届け出も不要。手に取っていきなり使えるハンディトランシーバー   GPS内蔵で相手の位置も分かる長距離通信 アイコムから発売された特定小電力ハンディトランシーバーIC-DRC1。特定小電力トランシーバーは、免許が不要で届け出もいらない無線機ですが、出力が低いため近い距離しか届かないものが多い中、0.5Wまで出力を出すことができ、周波数も142.934375~142.984375MHz、146.9374375~146.984375MHzというアマチュア無線の145MHz帯の上下のエリアを使っているため、いわゆる2mにも近いエリアの周波数帯でより遠くまで電波が届くと話題になっています。   デジタル通信でGPSの位置情報も送信 このトランシーバーはデジタル変調になっているため、音質も非常にクリア。内蔵のGPSにより自分の位置を記録してその情報を相手に...

アマチュア無線とドローンの関係?

  アマチュア無線とドローンレース ドローンレースは高速で機体を操縦しドローンに積載したカメラの映像を映像送信機から電波で飛ばし、映像受信機で受信しモニタの映像を確認しながら操縦し競争をします。   この映像送信機から映像受信機に電波を飛ばす場合、電波法をクリアする必要があります。   映像を送る電波には2、4GHz帯と5GHz帯があります、2、4GHz帯はWi-Fiの電波で無資格で使用できますが遅延がでます、高速で飛行するドローンに遅延は命取りです。一方、5GHz帯の電波を使用すると遅延がなく瞬時に映像が届くのです、5GHz帯の使用にはアマチュア無線免許が必要です。       アマチュア無線 アマチュア無線には総務省の発行する「アマチュア無線技士」の免許が必要です。   第四級及び第三級アマチュア無線技士の免許を取得...

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