アマチュア無線で大事なRSレポートの送り方

RSレポートとは？

アマチュア無線では、相手との交信中に相手との通信がどれくらい良好にできているかを送り合います。これを「RSレポート」と言います。

「R」は（READABILITY:了解度）、「S」は（SIGNAL STRENGTH：信号強度）、モールス通信（無線電信）の場合には、RSに続き「T」（TONE：音調）も加えます。

これを行うことにより、交信時の通話品質を知ることができます。これはとても重要で、どんな人と通信する場合でも必ず交換し合います。通話先との距離や気象、環境、時間帯、使用している機器などの条件でどのような通話品質を得ることができるかを知ることができます。

RSレポートは２つの数字からなり、ますは「R」が１～５の5段階であります。これは自分の主観で決めます。

次に「S」のシグナルは１～９段階で、これは無線機の周波数が表示されている下に信号の強さが表示されます。相手が話している時にここのゲージがでますので、これを読みます。

上の写真では、ゲージが８つ出てますので、シグナルは「８」となります。

実際のレポートの送り方

RSレポートは、通話の最初の方で送ります。数回のやりとりの間に通信状況を把握し、最もよく聞こえる場合は相手に「レポートは59です。」などと伝えます。雑音が入ったりした場合などは「RSレポートは46です。」となったり、その時々でレポートの送り方が変わります。

無線電信（モールス）で追加するトーン

モールスでは以下のトーンも送ります。