月: 2017年9月

WIRES-Xについて

WIRES(ワイヤーズ)-Xとは?   一般のアマチュア無線家が設営したノード(中継局)とノードをインターネット回線を利用し結び、別のノードから電波を飛ばし世界中のアマチュア無線家と交信が楽しめるシステムであり、YAESU(八重洲無線株式会社)独自のシステムです。     初心者のアマチュア無線家にとっては、ハイパワーのアマチュア無線機や高いアンテナを用意することなく、手持ちの無線機を使用し、近くのノードを利用し遠くのアマチュア無線家と交信できるメリットがあります。   利用方法   WIRES-Xを利用するためには二つの方法があり、一つは専用機材とパソコンを用意しノードになり運用する方法。もう一つは既に設営されているノードを利用し手持ちの無線機で通信する方法です。   いきなり専用機材などを用意するにはハードルが高いし予算もかかりますので、手持ちの無線機を使用した利用方法を紹介します。   まず最初に既に持っている無線機ですが、アナログ無線機なら問題なく利用できますが、デジタル無線機の場合はC4FM対応の無線機が必要になります。   次に既存のノードを探しますが、YAESUのウェブサイトでも探せますが、JQ1YDAのノード検索システムを利用すれば近くのノード・周波数・トーンスケルチ(TSQ)やデジタルスケルチ(DSQ)が簡単に分かります。   JQ1YDAノード検索:http://jq1yda.org/   初心者やマンションなどアンテナの設置が難しい人や旅先など、近くのノードを利用して交信を楽しんでいただければと思います。   ※なるべく専門用語などを使用せず。初心者でも分かりやすい言葉で書いています。